遺品整理・生前整理のコツ
2019/09/26
遺品整理・生前整理のコツ
こんにちは。
遺品整理士の井上です。
今回は、遺品整理、生前整理について解説していきます。
不用品は大きくふたつに分かれます。
① 売れる、もしくは無償で処分できる物
② 処分に費用がかかる物
では、①から見ていきましょう。
①一体どんなものが売れるの?
実は、お家にある物で売れるものって結構あるんですよ。
・貴金属
・ブランド製品
・骨董品、掛軸
・服や着物などの衣類
・おもちゃ、ぬいぐるみ
・スーツケース
・食器
・大型家電(冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、エアコン、乾燥機)※製造3年以内且つ汚れ、キズが無い物
・小型家電(電子レンジ、ポット、炊飯器、掃除機、パソコン、コンポ、スピーカー、レコーダー、ゲーム機、楽器、空気清浄機、コピー機、携帯電話、タブレット他)※製造3年以内且つ汚れ、キズが無い物
・本、書籍、書類、チラシなどの紙
・ダンボール
・タンス、食器棚、本棚
・テーブルセット
・大型のプラスチック製品(金具や木など異物がついていない物)
・マッサージチェア
・自転車、バイク
など、他にもたくさんありますが基本的に程度が良く、比較的新しいものであればリサイクルショップで買い取ってもらえたり無料で引き取ってもらえたりします。※ショップにもよりますが
本や書籍、服などの衣類に関しては、リサイクルショップや古本屋さんで引き取ってもらえなくても、資源を扱っているリサイクルセンターなどで無料で引き取ってもらえます。
では、逆に②の処分にお金がかかるものも見ていきましょう。
②処分にお金がかかるもの
・①で汚れ、キズがある、潰れている物
・ブラウン管テレビ
・和タンス、古いタンス
・組み立て式の棚
・ベッド
・学習机
・絨毯
・食料品
・液状の物
・家電製品で製造年が3年以上前の物
・仏壇、神具
・その他、その物の持つ利用価値が損なわれている場合
特に家電製品はリサイクルショップによって買い取り基準や買い取りの可否がバラバラなので先に問い合わせて聞いてみるのをオススメします。
メーカーと型番、製造年を伝えるだけでも買い取りの可否は教えてくれます。
汚れやキズがある物に関しては判断が難しい場合がありますので、写真を送るか現地見積もりを依頼しましょう。
いかがだったでしょうか。
ご家族様の遺品整理や生前整理を自身でやるとなるとなかなか大変ではありますが、業者に依頼するよりは費用を大幅に抑えることができます。
ですが、必ずしも個人のニーズに合致するとは限りません。
時間がなくて急を要する場合や、多少の費用をかけてでも業者に依頼したい方もいらっしゃいます。
時間的に余裕があり、尚且つ出来るだけ安く抑えたい場合は是非参考にしてみてください。